チャグチャグ馬コ 〈みちのく工房〉 岩手県

毎年6月に100頭ほどの馬が、行進するお祭りです。馬のあでやかな飾り付けとたくさんの鈴が特徴で、歩くたびにチャグチャグと鳴る鈴の音が名称の由来といわれています。
また、岩手県は古くから良馬産出地として知られています。

笹野一刀彫 〈笹野民芸館〉 山形県

山形県米沢市に伝わる笹野一刀彫の歴史は古く、伝承では1000年以上前からお守りや縁起物として親しまれてきたそうです。江戸時代には、上杉鷹山によって農民の冬季の副業として笹野彫が奨励され、その技術が継承されてきました。材料はコシアブラの木を使用しており、この木を「サルキリ」と呼ばれる刃物で削り、彩色をして制作されています。鳥のほかに、亀や大黒様などの縁起物も作られており、どのモチーフの笹野彫も木に施された鮮やかな色彩が目を引きます。

木彫人形 〈おぐら屋〉 鳥取県

おぐら屋の木彫人形は、鳥取で古くから挽物を製作してきた小椋家により生み出されました。現在は小椋家九代目、小椋昌雄さんの奥さんである愛子さんがその技術を継いでいます。
挽物細工ならではの丸みを帯びた形に、泥絵具を使って彩色されています。デフォルメされた手足や顔の形状がモダンで特徴的ですが、この形は昭和の初めからずっと変わっていないそうで驚きです。

車もの 〈蔦屋〉 山形県

蔦屋は、山形県米沢市にある木地玩具店です。大正13年に初代蔦作蔵が小野川温泉でみやげのつた屋を開業し、二代目蔦衛が木地玩具を復活させ、木地玩具蔦屋で木地玩具を製作しています。三代目蔦文雄はコンクールで数々の賞を受賞し、ユーモア溢れる木地玩具を残しています。
東北は木材が豊富で、数多くの玩具が作られており、どれも趣向にあふれるものです。値段も安く、重量も軽く、さらに加工もしやすいことから、子供の玩具としては最適です。

鯨車・鯨舟 〈土佐民芸社〉 高知県

かつて土佐は、紀州と並ぶ捕鯨の中心地でした。室戸地方の漁師が出漁よりの帰途、久しく会っていない故郷の妻や子供への土産品として、漁師自身が作ったもので現在のように商品ではありませんでした。このように、およそ100年前までは漁師等によって作られた子供達のおもちゃであったようです。
また、鯨舟の舷側には捕鯨任務の区別や等級を表す色柄模様が描かれており、決して思いつきや華美な装飾の為に筆をとられたのではなく本物の臨場感を玩具に映しているものなのです。

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