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高崎招き猫

デザイン会社として起業してまもなく、電話の横に黒い招き猫を置くと仕事がやってくると占い師さんにアドバイスされ、作ってくれる職人さんを探していました。 高崎達磨の職人さんに紹介されたのが「猫や」こと荻原さんで、1cm単位で作ってあげるから好きなサイズを言いなさい。最初に頼んだものは高さが20cmくらいの左手を上げている黒猫。助言通り仕事がやってきたので、次に上から2番目に大きいのを頼み、置いた翌日に大きな仕事がきました。 友人たちに伝えたところ次々に注文が入り、黒猫を迎えた人たちから不思議なラッキーエピソードが届くようになりました。 取材にきたフランス人の女性はこのエピソードを聞いて、左手・ハートエプロン黒猫を連れて帰りましたが一週間後になんと素敵な恋人ができたそうです。 黒猫を連れて帰ったワイナリーには本当の黒猫がやってきてワイナリーで暮らしています。ワインにとって黒猫は味覚の女神。とうとうワイナリーオリジナルの黒猫も誕生しました。 私達にとって荻原さんの黒猫は保管するコレクションではなく、まさに「生活“非”必需品」。信じるか信じないかは別として、この黒猫のエピソードがなければアトリエガングは生まれていなかったかもしれません。
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